日本神話の神様の解説です。今回は、タカミムスヒノカミを取り上げます。
※別名を高木神といいますが、どちらかというとアマテラス系の神を応援する神として登場します。対になっているカミムスヒノカミは、どちらかというとスサノオ系の神を支援する神になっています。(古事記神話によると)
※高木というのは文字通り【高い木】なので、神々しい木を尊ぶという神道的習慣との関係を連想することができます。ご神木の神々しさは、現代でも神社巡りをするとと感じることが出来ます。
※聖なる木を尊ぶという習慣は世界に見られる話で、北欧神話にもユグドラシルという世界樹(World Tree)が登場します。北欧神話の世界樹は、世界はこの巨木の中にあるという設定のようです。