日本人は農耕民族であり欧米型の狩猟民族とは違うのだ、式の議論の盲点について

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日本人は農耕民族でおとなしい、欧米人は狩猟民族でイケイケだ、式の思考があります。否定はしませんが、実際の歴史を見た場合、農業的なものだけが日本文明の特長なのだというのはいかがなものかと思います。

昔の日本人といっても実際には色んな人がいるわけです。階層別にわけるなら、武士もいれば公家もいれば商人もいれば漁民もいれば農民もいるわけで、農人ばかりを重視するのもいかがなものかという話です。

ということででは、ではどういう考え方がいいのかというのを軽く音声を収録してみました。

 

あとは、アイデンティティやセルフイメージの問題として言うと実際には農民でない人が大多数をしめる現代で儒教的に「農」を理想化していくのはいかがなものかという話もあります。人口の大半が農に携わっていた時代と同じフレームを使い続けるのは疑問であるということです。そもそも縄文まで戻れば、かなりの長期にわたって狩猟民的な歴史も長かったという話もあります。

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サイトの運営方針は「自分とは何か」「日本文明とは何か」という二つの問いへのインスピレーションを刺激する話をすること。人生で大切にしたい事は「遊び・美しさ・使命・勝利・自由」。 なお、日本的精神文化のコアの一つは「最小の力で最大の成果」だと思う。例えば「枯山水(禅寺の石庭)の抽象的アート表現」などは、良い例。

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