このシリーズは、自分の内側から元気がわいてくる自家発電タイプの人間を目指そうというシリーズです。とにかく、自分で自分を「よくやった!えらい!すごい!」と褒めることができるネタを作っていきましょう。他人からみたらどう見えるかはどうでもいいので、そういうネタをこっそり増やしていくと、自己肯定感は確実に上がっていきます。
毎日やる日課を持つ意外な効果
例えば、短い文章を書けるならブログやtwitterを毎日更新するとか、そういうものすごく小さなことでいいと思います。3分あれば書ける程度の内容でよしとすれば、山奥に出かける用事などがない限り、誰でも確実にやれる日課です。なぜなら3分というのはトイレに行く程度の時間でできるからです。それくらいの負荷のことなら、物理的には誰にでもできます。
1日3分ブログを書く1日1分本を読む、こういうのは客観的にみたら 「何の自慢にもならないこと」かもしれません。「秒速で1億円稼いだ」「1分で1冊本を読んだ」みたいなキャッチーな言葉に比べると、何の価値もないように感じられるかもしれません。
ただ、宣伝に使って物を売るわけではないので、他人からみてすごそうに見えるかどうかはどうでもいいです。自分で自分を褒めるためだけに何でもいいのでネタをつくると、意外にすごく小さなことで気持ちが満たされていくようになるものです。
やればやっただけ、自分を褒めることができる日課を作ろう
仕事の成果というのは、いきなり成果が出ることもあれば、全く成果がでないこともあります。他人がからむことというのは、自分がやることをやったからといって、どうにもならないことがわりとよくあります。最善をつくしたからといって、結果がでるわけではありません。
なので、成果がでた時だけ自分を褒めるという姿勢だと、運が悪いと一生自分を褒めることができずに終わってしまうリスクがあります。
ただ、自分がやれば必ずできることを目標にして、それを達成したら自分で自分を褒める、というサイクルを持っておくと、運がいい時期も運が悪い時期も、常に自分で自分に元気を送ることができるようになります。
自分の好きなことで元気をもらおう
実際に成果を出していくために必要なのは、とにかく「正しい方向性の積み重ねを続けること」です。このためには、途中で心が折れない元気さが必要です。そこで、「何でもいいので、自分で日課を決めて、それができたら大げさに自分を褒める」というテクニックが有効になってくるわけです。
体育会系な人は、朝起きたらとりあえずバーベルあげるなどでもよいですし、文化系な人は、朝起きたらとりあえず30分くらいハードな文献を読む、といったことでもよいでしょう。好きなことで「成長している感」が得られるものを、やると決めて実際やるだけです。
自分の行動だけで、どうとでもなる目標を持っておいて常にそれを達成する、というのは自分を元気にするために非常に効果的です。
追記
このシリーズは会員向けメルマガバックナンバーのアレンジです