東海道線で東京から鎌倉方面へ乗ると、大船駅で「巨大な観音様」を見ることができます。奈良や鎌倉の大仏に比べれば地味ですが、駅前大仏という意味はなかなかにレアです。
こちらの観音様、大船観音寺というお寺で、ふつうにお参りできます。参道を登るごとに、段々と、近づいてくる様子はなかなかの迫力です。
1.駅前から(シュールだなあ)
2.境内階段下から(見えた!)
3.階段上ると(お?頭部にも観音様の中に観音様が)
4.到着! (南無観世音大菩薩)
階段の下からだと顔だけ見えている観音様が、階段を登り終えると胸から上がドーンと目の前に飛び込んできます。観音様の頭部に小さな観音様がいらっしゃるのですが、下からお祈りすると、頭部の観音様を見上げるくらいでちょうどいいです。
ここ、中華系の信者さんもおおいのか、売店では中國式のお香も購入可能でした。巨大観音像は内部にも入れるのですが、中の礼拝スペースはひざまずいての礼拝がしやすいクッションが置いてあり、関帝廟と似たクッション配置だなと個人的に感じました。
わりと最近できた新しい大仏ですが、創建時に携わった歴史上の有名人には、孫文(中華民国初代総統)とも親しかった大アジア主義を唱えた頭山満、東急の実質的な創業者である実業家の五島慶太もいます。
参考
大船観音寺
http://www.oofuna-kannon.or.jp/
拝観料 300円(2019年9月現在)
JR大船駅からすぐ(ホームから徒歩5分程度)