毎日見る必要はありませんが、週1なり月1なり、定期的にサイト(ブログ)のアクセス解析を見ることは重要です。色んな人が言っている話が知識ではなく体感で分かるようになるからです。
例えば、西暦2015年現在の視点で言うと「スマートフォンやタブレットで閲覧する人がふえるので対策が必要」ということは数年前から言われていました。ところで、それを実感していない人は少なくありません。これは、「体感として知らない」からです。
ところが、アクセス解析的な数字を定期的に見ている人は話は別になります。実際に、スマートフォンからのアクセスの数字が伸びているのを見ることが出来る可能性が高いからです。自分のサイトのアクセスがどうなっているかを自分の目で観察することは、「サイトはPCでみるもの」という古い常識を壊すには一番早いと思います。
スマートフォン向けのサイトを作るかどうかは、以前はオプションメニューでしたが、今(西暦2015年)時点では、新規作成するなら必須メニューです。
もちろんモバイル向けの専用サイトを別に作るのか、スマホでもPCでも表示できるサイトにしておくのか、というのは選択の余地があります。小規模ブログの場合は、ワードプレスでPCでもスマートフォンでもレスポンシブに表示できるテーマを選択するのがよくあるパターンです。レスポンシブというのは、1つのページでPCでもスマホでも表示できるように作るサイトのことです。
なお、別にパソコンからサイトを見ている人がゼロになったわけではありません。どちらのユーザーをより優先するかはケースバイケースです。ページの種類によってはPCで見る人だけを対象に作るケースもあります。
解析ツールは色んなものがありますが、特に好みがなければGoogle Analyticsでよいでしょう。高機能すぎるきらいはありますが、フリーソフトでユーザーも参考書も多いです。アメブロのアクセス解析は水増しされた微妙な数字が出るという話が絶えないですが、毎週同じ数字で比べている分にはそれはそれで問題ありません。